ウッドデッキを新たに・・・続き

製材屋さんの木使い

2020年09月10日 20:35


引き続きウッドデッキが出来るまでの工程です。
今回、ロータリー丸太をクリヤーの防腐剤で自然に銀色にしようか、注入して耐久性を向上するか悩みました。銀色とは自然に鼠色にする。京都などで言う、ワビとかサビと同じです。
柱の位置を決め、床を張り出します。今回、床は奮発してウリン材です。横浜の山下公園とかお台場で使われてる材料です。もっとも耐久性があります。
この組み方の場合、もし万が一破損とかの時に部分交換が出来ます。本当はこの状態で雨が降ってくれればウリンから出る木の灰汁が出てくれるのですが・・・・
半割の縦格子を留めていきます。もっと広い間隔でも良かったのですが、なるべく見えづらくとの要望でしたので、狭めです。これが角材の場合は風が入りにくいですが、円柱半割ですので風の抵抗も少ないのでOKです。今回、ACQ加圧注入したのは耐久性重視で一般的なKD材(人工乾燥材)だと中の最も耐久性に関わる木の油が無く、内側から腐って来るからです。人工乾燥材を外に使うと自然乾燥の約半分寿命かと思います。